2015年4月15日水曜日

裁判

思い立って東京地裁へ行ってきました。
自分の裁判で証言台に立つので、下見も兼ねて電車に乗った。
持ち物検査を済ませて正面から入ると、カウンターに置かれた古風なファイルをめくり、エレベーターで7階へ。

裏金作りがばれた幹部が裁かれる最終弁論。
罪を認め過去を悔い…再起を誓う被告人
離婚せずに2人生きて行くと宣言する妻。
弁済を強調し酌量を唄う人情派弁護人。

テレビではなく、リアルだと思いながら…
どこか 芝居の席に座っているような感覚が抜けなかった。

思えば、周到に準備された書面通りに進行される儀式…
その点ではテレビも裁判も同じこと。

モニターと書類を交互に見ながら朗読する検察官と弁護人。
裁判長は全体を見渡し進行させる司会者
主な役者はここまでで、
傍聴人や修習見学者たちは セリフのない大部屋役者。

偶然とはいえ似たものだと…
新発見。